鋼の錬金術師 １８巻

うがー編集してたのに消え去ったー。

だので要約を。読む前は中二病くさい題材だし、なか閉塞的っつうか内輪ノリっつうか分かる奴だけ分かればいいよみたいな一方的な疎外感を感じて敬遠してました。が、今年の夏だったかな？帰省してすることなくてしかたなくブックオフへいって店内をプランプランしてたらたまたま目について評判は聞いてたらどんなもんじゃいっと思って手にとって立ち読みしてそのまま即大人買いして以来、荒川弘(･∀･)イイってなりました。
荒川弘の作品はこれしか読んだことないけど、随所から「おれって漫画好きやねーん！！１」っていうのが伝わってくる。画力もそこそこで、はじめそうでもなかったけど結構好みの絵になってきた。ギャグからアクション、泣けるシーンまで画風の幅が広いのが強みかな。コミックス巻末の四コマや表紙カバー裏のネタマンガもクオリティ高い。そこら辺からもキャラクター、ひいては作品への愛情を非常に感じる。だからかどちらかというとキャラクター萌え（燃え？）系の作品と見られがち。個人的にはそこは不遇かなと思う。ストーリーや世界観もすごい練られててその見せ方も上手い。もっとそこら辺が評価されていいじゃないかなと思う（もう評価されてんのかな？）。なので読んでると古き良きＲＰＧを彷彿とさせる。自分の中ではファンタジーっぽい作品は敬遠気味だったので幅を広げてくれた作品でもある。

んで１８巻はというと、あ、ここからネタバレあります。
セリムだっけ？あの大総督のとこのよい子がホムンクルスで腹黒野郎でホークアイ中尉のストーカーだったとカミングアウト。まぁ中央の状況がいろいろ変わっても関わってくるのはまだまだ先の話。今はブリッグズが舞台。ようやくことの全容を知る人たちが増えてきて協力できる状態になってきた感じ。そろそろ反撃の糸口がつかめてもいいんではと思った矢先にアームストロング姉が中央へ。ここでアルフォンスが別行動イベント突入で特殊能力開花＆謎の手がかり入手の予感で次巻へ。はやく続きが読みたいです。